温泉ライター 野添ちかこのお湯の数だけ抱きしめて

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RSS 【第134回】西伊豆のかかりつけ湯

<<   作成日時 : 2014/12/24 11:17   >>

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よい温泉と、健康に配慮した食事、癒しのための体験プログラムなどを提供する伊豆の「かかりつけ湯」。登録軒数は50軒を超え、健康になれる宿選びの指標として認知度も高まりつつあります。
今回は西伊豆にあるかかりつけ湯の宿を巡りました。

全室オーシャンビュー
下田大和館
白砂の多々良浜すぐ横に建つ「下田大和館」は全室オーシャンビュー。
画像最上階の5階にある露天風呂からの眺めも素晴らしく、青い海がすぐそこに望めます。

アジアンテイストの貸切露天風呂「スパ・ヴィラ」は「PINE」と「BAMBOO」の2つ。朝は飲み物付きで50分2000円、夕方〜夜は BAMBOOが3000円、PINEが4000円。

多々良浜では夏にビーチヨガのイベントなども開催されていますが、この宿では今年9月から、ヨガマットを貸し出すサービスも始めました。客室のデッキでヨガをやれば、心身ともにリフレッシュできそうですね。

下田大和館
静岡県下田市吉佐美2048 
●全60室
●1泊2食10,950円〜(1室2名利用)
●IN 15時/OUT 10時
●日帰り入浴可(大浴場2,000円〈要事前予約〉、15〜18時)

pH9.5、感動の“つるぬる”温泉
観音温泉

画像『飲む温泉 観音温泉』として、その湯の威力はお墨付き。
震災後、安全な水を求めるときに、温泉水を選ぶ、という選択肢がポピュラーになってきて、ここの湯は都内でもよく見かけます。

下田から少し奥まったところにある山の中の一軒宿。
源泉は3本あり、いずれも超軟水。pHは9・5、湯に浸かって肌を触ると、ぬるぬるっとするかなり特徴的な肌触りが女性の心を鷲掴みにする美肌の湯です。この湯の虜になって、この地に頻繁に通う女性も多いことでしょう。

数年前にできた立ち寄り入浴施設「観音プリンシプル」は多くの人が押し寄せる人気の施設です。

温泉を使用したオリジナルコスメは客室や立ち寄り入浴施設の脱衣所にも設置されていて、自由に使うことができます。

観音温泉
静岡県下田市横川1092-1
●全55室(離れ産土亭15室、本館16室、ピグマリオン18室、正運館6室)
●1泊2食13,800円〜(離れ産土亭)、22,980円〜(本館〈露天付〉)、34,150円〜(ピグマリオン)
●IN 15時/OUT 10時
●日帰り入浴可(平日1,300円、休前日1,500円、11〜19時〈受付18時〉)

夕日を眺める絶景露天
アクーユ三四郎

画像西伊豆の醍醐味といえば、夕日とオレンジ色に染まる夕焼け空。
ロマンティックで感動的です。

西伊豆にはお風呂に入りながら夕日が眺められる宿がいくつかありますが、その一つが「アクーユ三四郎」。とくに女性の露天風呂からの眺めは最高です。

この宿では、干潮によって普段は海のところが道になる‟トンボロ現象”を間近に体験することもできます。三四郎島までの道ができるのは3〜8月の特定の日。潮位30cm未満のときに道が現れるそうです。

堂ヶ島アクーユ三四郎
静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2145
●全46室
●1泊2食16,350円〜(1室2名利用)
●IN 15時/OUT 10時
●日帰り入浴可(1,180円〈タオル付〉、12〜14時入館)

桜葉づくしの限定コース
伊豆まつざき荘

画像平成13年のオープン時に特色を出そうと始めたのが、桜葉を使った「田舎料理コース」(限定30食)。
桜葉の押し寿司、桜葉味噌ポーク焼き、白身魚桜葉ホイル焼き、きびなごの刺身、桜葉アイスなど桜葉づくしのコースです。

こんなに豪勢な料理が食べられて、1万円そこそこの料金設定なのは公共の宿だからこそ。
華美な施設ではありませんが、家族で旅行するにはぴったり。また、料金そのままの一人旅プランは一人旅の強い味方です。

温泉はpH8.8、無色透明のカルシウム・ナトリウム‐硫酸塩泉。手前がぬる湯、奥があつ湯浴槽で、加水・加温ありのかけ流し。

昼食は2000円以上のコースを予約すれば、入浴料はサービス。二人からでも対応してくれますし、素泊まりもやっていて、非常に汎用性の高い宿です。

伊豆まつざき荘
静岡県賀茂郡松崎町江奈210‐1
●全42室
●1泊2食9,850円〜(1室2名利用)
●IN 15時/OUT 10時
●日帰り入浴可(1,000円、14〜17時)

〈おまけ〉
カツオ節の三大ブランドの一つ、「伊豆節」の老舗、明治15年創業の「カネサ鰹節商店」へと立ち寄りました。

画像ここでは、「伊豆田子節」の歴史から田子に伝わる火入山式焙乾法、本枯節のできるまでの説明を聞きながら、本枯節削り体験、試食をさせてもらえます。

「伊豆田子節」は天平5年年(733)に奈良の朝廷に「堅魚」を送った木簡が平城京跡(平城宮)から見つかっているそうで、なんと1300年の歴史がある食品です。

「本枯節」というのは、4回以上発酵させ、カビをつけて天日干しを行ったもので、カビをつけてからできあがるまでに半年くらいかかりますが、2年間は美味しく食べられる、日本が誇る発酵保存食品。

ナラやクヌギ、サクラで燻し、香りとうまみが凝縮した鰹節。
日本の伝統の味を探しに出かけるというのもおつなものです。

本枯節は1本1400〜1500円。
「腹節」は脂っこいのでふりかけや味噌汁、出汁など、
「背節」はお吸い物や薄味のものに合うそうですよ。

※掲載情報は変更になる場合もございます。
ご予約の際には、必ず内容をご確認ください。


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