温泉ライター 野添ちかこのお湯の数だけ抱きしめて

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RSS 【第130回】富山の秘湯 〜みくりが池温泉、黒薙温泉〜 (富山県)

<<   作成日時 : 2014/10/24 13:49   >>

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立山黒部アルペンルートといえば、四季を通じて人気の観光地。
とくに紅葉シーズンにはたくさんの人が押し寄せます。冬季は休みになってしまう半年だけの限定だからこそのプレミア感もありますね。

さて、「立山黒部」と一括りにしがちですが、立山と黒部間の移動にはそれなりの時間がかかりますのでご注意を!

まずは、立山黒部アルペンルートの最高所にある室堂平から歩いていく秘湯、みくりが池温泉へと向かいました。

日本最高所の温泉
みくりが池温泉

画像室堂から石畳の散策路を歩くこと10〜15分、前方に見えるのが、みくりが池温泉。

泉質はpH2.18の単純酸性泉で、
つるつるする感触の舐めると酸っぱい温泉です。

加水・加温なしのかけ流しで、浴槽は2つに仕切られ、左は源泉そのままのあつめの湯(43℃くらい)、右は40〜41℃くらいのぬるめの湯。細かい湯花が散っている微白濁で、左の方が若干白く見えました。掲示されている温泉利用証によると、源泉温度は54・3℃、毎分80リットルの湧出量があるとのこと。

この日は黒部ダムを歩いてかなり足もパンパンでしたが、温泉に入ったら疲れた足も一気に楽ちんに。

「日本最高所」というからには、山の景色が見られることを期待してしまいますが、浴室は男女ともに内湯が一つずつ。窓はあるけれど、湯船に座ったままでは外は眺められません。

バス会社の案内のお姉さんに聞いたところ、「温泉は熱めで長く入っていられないですよ」ということでしたが、右側の浴槽はそんなに熱くはなく長めに入っていられる温度。しばらく入っていると、額に汗が吹き出してきて、よく温まる泉質です。

ここでは、宿に到着するまでのみくりが池周辺の風景とお湯の質を楽しむべし。
蔵王草津にも匹敵するほどの酸性の単純硫黄泉は、ピリリと刺激があり、あせもなど皮膚疾患によさそう。

硫黄成分のせいか、カランの金属は真っ黒に変色していて、いかにも効きそう。宿の外も、硫黄の香りがプーンと漂っていました。
近くには、噴煙立ち上る立ち入り禁止の地獄地帯も広がっています。

訪れた日は8月中旬とはいえ、標高2410メートルの温泉地だから夕方になると、それなりに冷え込みます。
手袋をつけていない手先は冷たくなっていたので、冷えた体にじっくり染み渡るいい湯でまた訪れたいと思いました。

石畳の道はぼこぼこしているので足元はトレッキングシューズで固めておいた方が安心でしょう。

みくりが池温泉
富山県中新川郡立山町室堂平
●全28室
●IN 14時/OUT 9時
●1室2名利用一人12,150円〜(オンシーズンは3名以上でないと個室を利用できないときもあり)、相部屋9,250円〜
●日帰り入浴 可(大人700円、タオル付は1000円、9〜16時)

※今年の宿泊は11月24日まで(入浴も11月24日まで)、来年はアルペンルート開通に合わせて4月中旬〜営業

開放感ある混浴温泉へ
黒薙温泉旅館

画像風光明媚な景色が楽しめる黒部峡谷トロッコ電車に乗って、黒薙温泉駅で下車。
石段を登ったり下りたりしながら、緑の中を20分歩いて行った先にある木造二階建ての一軒宿です。

日帰りで行くと、混浴の露天風呂、男女別の内湯、女性専用露天風呂の3カ所(男性は2カ所)に入れます。

黒薙温泉は、トロッコ電車の起点、宇奈月温泉の元湯で、無色透明の単純温泉。
混浴露天風呂はタオル巻きや水着もOKだから入りやすく、温度も41℃程度でしょうか。そんなに熱くはないので長く入っていられるし、よく温まります。

訪れたときには水着を着た親子連れや一人旅の男性客がのんびり湯浴みを楽しんでいました。

内湯は小さくて温度は熱め。浴室にたくさんの湯がかけ流されていました。

歩いて、入って、スッキリ。気分爽快!

運動不足にはもってこいのトレッキング温泉は、10月下旬〜11月初旬が紅葉の見頃。今年は11月23日(日帰り入浴は24日午前中)までの営業です。

黒薙温泉旅館
富山県黒部市宇奈月町黒薙
●全15室
●IN 14時/OUT 10時
●1室2名利用一人9,870円〜
●日帰り入浴 可(大人650円、9〜16時)

※今年の宿泊は11月23日(日帰りは24日午前中)まで、来年は4月下旬〜営業

※掲載情報は変更になる場合もございます。
ご予約の際には、必ず内容をご確認ください。


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