温泉ライター 野添ちかこのお湯の数だけ抱きしめて

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RSS 【第127回】そばとご当地スイーツの旅 〜上会津屋〜 (栃木県・塩原温泉郷)

<<   作成日時 : 2014/09/11 10:49   >>

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東京から車で約2時間30分。
塩原温泉郷は“塩原十一湯”と称せられる通り、塩原発祥の「元湯温泉」、白濁の硫黄泉が温泉らしい「新湯温泉」、渓谷沿いの露天風呂が人気の「塩の湯温泉」など雰囲気も泉質も異なる11のエリアがあります。

そのうちの一つ、塩原温泉郷の中心地・古町温泉にある「上会津屋(かみあいづや)」は江戸時代には宿場町の脇本陣として130年の歴史を刻む宿。

画像箒川(ほうきがわ)沿いに立地し、部屋から川が眺められるほか、10月下旬〜11月中旬は川向うの紅葉が色づいて見事な景観となります。客室からは、お隣りの「塩原ものがたり館」の裏手にかかる「紅の吊橋」や公共露天風呂「もみじの湯」も見えます。

個室食事処でいただく夕食は無煙ロースターを使った網焼きや鍋など。塩原名産の大根やきのこ、山菜などの山の幸とともに、5〜6年前から宿の主人が毎日手打ちするそばがサービスで供され、常連さんの密かな楽しみともなっています。そば粉は栃木県産の地粉を使い、二八の細め。小盛りで出されます。

画像お風呂は男女別にそれぞれ、内湯と露天があります。茶室風の休憩処が設けられた「寂(さび)の湯」は、露天風呂の奥に休憩処があり、裸のまま休憩することもできます。

温泉は無色透明、無味無臭。
ナトリウム・カルシウム‐塩化物・炭酸水素塩泉で、肌にやさしいしっとり系。
65・3℃と温度があるため、川の水で適温に下げています。

こんな宿で宿泊費は1万円程度と気軽に泊まれるエリアなのも嬉しいところです。
さらに、2000円程度プラスすれば一人旅も受けてくれる一人旅歓迎の宿でもあります。

12の味を食べ歩き
塩原名物「とて焼き」

画像さて、塩原温泉ではここ数年の取り組みとして町歩きなどのイベントが増えていますが、そのうちの一つが「とて焼き」。塩原の観光馬車「トテ馬車」の馬が歩くリズムに合わせて吹いた、トテラッパに似せてつくったもので、クレープよりも分厚く、パンケーキよりは薄く丸く焼いたオリジナルの生地に具を包んだもの。くるくると巻く中身の具は、さまざま。生クリームやアイスクリームなどのスイーツ系はもちろん、鶏肉やそばが入ったおかず系もあって選ぶのも楽しいものです。

「食べ歩きをして、温泉街を歩いてもらおう」と菓子組合を中心にスタートした企画で、卵と牛乳は那須塩原産。12の店がそれぞれ独自のメニューを展開しています。

上会津屋の若旦那の案内で、「くだもの屋カフェ 通りの茶屋 藤屋」に行ってみました。ここは元果物屋さんで、5年前に改装しておしゃれなカフェになった店。

メニュー表を見ると、マンゴージュースや桃のスムージー、いちごのスムージーなど果物屋さんならではの新鮮果物を使ったものが並んでいます。

この店の「パフェとて」は直径約18cm、特製レアチーズにいちごやみかん、キウイなどの生フルーツが入って400円。

スタンプカードでスタンプを集めて今井屋製菓に持っていくと「とてキング」になり、オリジナルとて焼タオルと賞状がもらえます。

コーヒーもネルドリップ。温泉街散策時の立ち寄りスポットとして、とて焼きのあるお店をめぐってみてはいかがですか。

上会津屋
栃木県那須塩原市塩原745番地
●全18室
●1室2名利用一人10,150円〜
●IN 15時/OUT 10時
●日帰り入浴 可(700円、15〜20時)

※掲載情報は変更になる場合もございます。
ご予約の際には、必ず内容をご確認ください。

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