温泉ライター 野添ちかこのお湯の数だけ抱きしめて

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RSS 【第107回】台湾の温泉に行ってきた@ 〜日勝生 加賀屋〜 (台湾・北投温泉)

<<   作成日時 : 2013/11/12 17:18   >>

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「北投温泉」と書いて、“ペイトウオンセン”。
台湾の中心部・台北からMRT(Mass Rapid Transit =地下鉄、地上線、モノレールを組み合わせた交通網)に乗って約30分。タクシーでも1000円ちょっとで行けるアクセス至便な台湾の温泉リゾートにやってきました。

最寄駅は、北投駅から乗り換えて1駅の新北投駅。駅を降りてすぐ、緑豊かな「北投公園」を越え、硫黄泉が流れ込む「北投渓」右手に、「日勝生 加賀屋」があります。

画像日本の名旅館と誉れ高い、石川県の加賀屋の運営。

2010年12月18日のオープン時には「台湾に加賀屋が進出!」と何かと話題になっていたこの宿。オープンから3年経た施設を視察させてもらいました。

台湾に日本の旅館がつくられたのは、日本統治時代。いまから117年前に、大阪の商人、平田源吾が「天狗庵」という旅館をつくったのが最初。「日勝生 加賀屋」が建つ場所は、その天狗庵の跡地で、入口横にある石段は当時のままの姿です。

オープン当初は日本からの入り込みを期待していたそうですが、蓋を開けてみたら、全く違って、「台湾からのお客様が6〜7割を占める」そう。

高級宿の日帰り入浴
貸切風呂は16室


16階建て90室。
宿泊料金は1室2名利用でスタンダードルームが1人3万2000円、特別室が14万円。
特別室は輪島塗りの調度品が配された和洋折衷の客室で、ベッドルームには高級な医療用ベッドが使われています。客室で源泉かけ流しの温泉が楽しめるなんてところも、日本流。

北投温泉の温泉は「青湯」「白湯」「黒湯」と呼ばれる3種類の源泉で、加賀屋の温泉は「白湯」。pH4.0程度、弱酸性の硫黄泉ですが、タンクに溜めて上澄みを使っているので、浴場のお湯は白く濁ってはいなくて、無色透明です。

画像せっかく来たので、大浴場の温泉に入っていくことにしました。

日帰り入浴利用者は、台湾の人をはじめ、日本人観光客の姿もチラホラ。木でできたロッカーは趣きがあり、バスタオル、ハンドタオルは使い放題。洗い場にはESPAというブランドのよい香りがするアロマシャンプー、コンディショナー、シャワージェルが置いてあります。

黒い石造りの湯船はこの日は42・2℃とちょっと熱め。寝湯やマッサージ浴槽もあって、日本の温泉旅館の大浴場そのものです。日本にないものといえば、脱衣室に、カーテンで仕切られた、一人用の脱衣スペース。
「裸を見られたくない」という台湾の方のニーズに答えたものなのでしょうか。

温泉を使ったミストサウナもあって、なかなかに気持ちいい〜♪

副支配人にお聞きしたところ、「台湾の人は裸になることに対して抵抗ある人が多くて、小さな子どもさんでも、異性の湯船に入っているとクレームになる」のだとか。国によって、入浴についての習慣・文化はかなり違うのですね。

HP記載の料金は、秋冬の平日で1,100元(1元≒約3.3円なので日本円で約3,630円)、休日1200元(約3,960円)。決して安くない入浴料金ですが、お客様はたくさんいらっしゃいました。大浴場での入浴スタイルも徐々に浸透しつつあるのかもしれません。

台北温泉の最近の流行りといえば、「貸切風呂」なんだとか。加賀屋にも5階部分に貸切風呂があります。料金は2人分、1時間30分平日1800元〜、休日2000元〜(秋冬)。台湾の人も日本人と同じように、寒いときに温泉に入るのが好き。寒くなるこれからの季節は、貸切風呂めがけてやってくる人が多いんだとか。

台湾の温泉リゾートも水着で入る露天風呂あり、旅館の大浴場あり、貸切風呂あり、と多彩になってきているようです。

日勝生 加賀屋
台北市北投区光明路236号
●全90室
●IN 15時/OUT 11時
●1泊2食 32,000円〜
●日帰り入浴可 (平日1,100元〜)

※掲載情報は変更になる場合もございます。
ご予約の際には、必ず内容をご確認ください。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お〜、こちらも国際的になってきましたね(笑)。
北投温泉、台湾の日本好きの人たちが良く来るそうですね。
日本人観光客から見たら、台湾でわざわざ…となるのでしょうが、台湾在住の日本人や、日本好きの台湾人が、日本情緒を味わいに来るのでしょうか。
きらりん
2013/11/14 09:15
>若い家族やカップルの姿が多いのが印象的でした。
台北から近いので、気軽な日帰りリゾートなんでしょうね〜。
Re:きらりん様←nozoe
2013/11/14 11:57

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