温泉ライター 野添ちかこのお湯の数だけ抱きしめて

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RSS 【第103回】JAZZと魚沼キュイジーヌ 〜 越後湯澤 HATAGO井仙(新潟県・越後湯沢)

<<   作成日時 : 2013/09/11 12:00   >>

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越後湯沢東京駅から越後湯沢駅までは新幹線に乗って1時間30分弱。「越後湯澤 HATAGO井仙」は、駅のすぐ目の前に立つアクセスの良さが自慢の宿。

画像“現代の旅籠”をイメージしてリニューアルされたのは2005(平成17)年のこと。黒を基調にしたレトロモダンな雰囲気で、JAZZが流れる囲炉裏の間も、廊下も、客室もほのかな灯りで、仕事でも持ち込もうという人には不向きかもしれません。聞けば、「ろうそくの灯り程度」をイメージしているとのこと。

宿に入って、まず最初にお茶とともに出されたのは、あま〜い金平糖と雪のように白いハッカ菓子。おばあちゃんの家にやってきたかのようなくつろぎのときの始まりです。


この宿の社長は旅館業界では風雲児と一目おかれる若手経営者。歳は昭和48年生まれの39歳。

駅前旅館をちょっとの投資でオシャレに生まれ変わらせ、食事処はオープンキッチンに。温泉はそれまでの循環をやめて、すべてかけ流しに。あらゆる面で変革を行い、人気の旅館をつくりあげました。

画像季節変動がある旅館業の大変なところは、従業員をどう動かすかという、「人のオペレーション」。どうしても、人がたくさんいる時期とそうでない時期が生じてしまいます。
それを解消したのが、旅館の中に併設したレストランと売店。

フロントのスタッフが手が空いているときには、お取り寄せ販売する商品を梱包したり、パティシエは旅館の料理だけではなく、売店で販売するスイーツまでつくる。スタッフ全員がマルチプレーヤー。そんな仕組みをつくりあげ、宿経営に新しい風を吹き込みます。

画像料理にもテーマ性を持たせて、これまでの旅館宴会料理とは一線を画して、野菜の旨みや甘みを最大限に生かした「魚沼キュイジーヌ」を提案しています。

味付けはあくまでも薄く、魚沼産の食材が生きる料理法。

濃いめの田舎料理とは違って、極力味付けを抑え、素朴な味に仕上げています。
お野菜たっぷりで体の喜ぶ新感覚の郷土料理で、新潟の地酒やワインが進みます。

アクセスの良さが自慢の宿ならではのレイトチェックアウトも、新しい取り組みでしょう。
午後21時までの「おとりおき御膳」で遅い夕食に対応してくれるので、仕事帰りの温泉旅も実現できます。

近隣エリアの旅館経営者が集まって、「雪国観光圏」を組織し、一緒に農家と契約したり、新商品を開発したり、あるいは相互に宿を紹介しあったり、といった活動も活発。売店に並ぶオリジナル商品は洗練されていて、選ぶのも楽しみの一つです。

越後湯澤HATAGO井仙
新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2455
●全16室
●IN 14時/OUT 11時
●1泊2食〈湯治の間+MURANコース〉12,225円 (1泊朝食8,550円) 〜、〈書斎の間〉15,375円(1泊朝食11,700円)〜
●日帰り入浴不可(ランチ+入浴プランあり)

※掲載情報は変更になる場合もございます。
ご予約の際には、必ず内容をご確認ください。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
オシャレなお宿ですね!
「魚沼キュイジーヌ」とっても美味しそうです!!
湯みこ
2013/09/27 13:48
もとは普通の駅前旅館なのですが、オーナーのセンスが光る宿ですよー。
Re:湯みこ様←nozoe
2013/09/27 19:43

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