温泉ライター 野添ちかこのお湯の数だけ抱きしめて

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RSS 【第101回】3つの硫黄泉と温泉ごはん〜秘湯の宿 元泉館〜 (栃木県・塩原元湯)

<<   作成日時 : 2013/08/15 17:12   >>

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塩原温泉発祥の地といわれる元湯地区は、原生林に囲まれた自然環境のよい温泉場。
同じ硫黄泉でも、乳白、青、緑、墨色とさまざまな色あいのにごり湯が楽しめる元湯温泉の中でも、この宿は3種類の自家源泉を保有、館内で湯めぐりが楽しめます。

元泉館の創業は、明治 15 (1882)年。万治2年(1659)年の地震までは、元湯千軒といわれたほど賑わっていた湯治場でしたが、いまは3軒のみの静かな温泉場です。

朝食は温泉粥・温泉ごはん
体の中からキレイになる


画像泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
3本の源泉の泉質名はまったく同じ。3つとも中性。でも、含まれる成分に若干の違いがあるために、色味も肌触りも少しずつ異なります。

これこそ、温泉の不思議。
1本1本に個性を感じることができるのが、温泉の面白さでしょう。

例えば、岩から湧き出す混浴(15時〜20時30分は女性専用)の「邯鄲(かんたん)の湯」は緑がかった白濁。塩分が多いので、入るとつるつるとした感触で、保湿効果が高いのが特徴です。

一方、箒川の上流、赤川のせせらぎが聴こえる、渓流露天風呂(高尾の湯)は白濁。同じ大浴場内の内湯は黒っぽい色をしていて、浴槽ごとに湯の色が異なります。

また、「檜風呂」(宝の湯)は、白くて、少し水色がかっています。硫黄分が濃厚で、しっとり、まったり、入浴後はサラリ。

画像「邯鄲の湯」と「高尾の湯」は飲むと胃潰瘍など傷によい泉質だそうで、お通じをよくしてくれる効果が高いとか。この宿では翌朝の朝食に、温泉水で炊いた温泉粥と温泉ごはんを出してくれます。

温泉の塩気がほどよく効いて、胃腸にもやさしいメニューで、体の中からデトックスできそうですね。

「2〜3日泊まって、体の調子の変化を感じてもらいたい」と社長の君島弘晃社長。

オリジナルホームページの宿泊プランを覗くと、料金体系は一般的な1泊2食プランから、連泊プランまで、柔軟に対応してくれます。

夕食11品の「基本プラン」11,000円〜をベースに、料理をバージョンアップしても13,000円〜と利用しやすい料金設定。プラスアルファのサービスをつけた、カップル・レディースプランは14,000円〜。お得に泊まりたい人には、「素泊まりプラン」4,500円〜、そのほか、「一泊朝食付き」8,800円〜、「朝食なしの朝寝坊プラン」9,900円〜、「2連泊湯治」6,900円〜、「3連泊湯治」6,500円〜(時期によって販売されていない時もある)などもあります。

とくに、連泊に対応してくれるのは、元湯治場ならでは。
自炊はせずに、気軽にプチ湯治、というのが、現代人にも受け入れられやすい湯治スタイルかもしれませんね。

秘湯の宿 元泉館
栃木県那須塩原市湯本塩原871
●全52室
●IN 15時/OUT 10時
●1泊2食11,000円〜(素泊まり4,500円〜)
●日帰り入浴可(800円、8〜20時の間の2時間)

※掲載情報は変更になる場合もございます。
ご予約の際には、必ず内容をご確認ください。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
温泉粥、美味しそうです!!体の中からも美しくなりそうですね。
野添さんは体調の変化ありましたか?
湯みこ
2013/08/20 09:15
湯みこ様、コメントありがとうございます
私は、この日、温泉ごはんを食べたのですが、思わずおかわりをしてしまいました

朝から食欲旺盛、というのも胃腸が活発化してるんじゃないかな〜と思います。
Re:湯みこ様←nozoe
2013/08/20 23:52

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