温泉ライター 野添ちかこのお湯の数だけ抱きしめて

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RSS 【第81回】入ってびっくり! 飲んでおいしい! ぬるぬる美肌の湯 〜観音温泉〜 (静岡県・下田温泉)

<<   作成日時 : 2012/10/13 12:35   >>

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伊豆・奥下田の静かな山の中に佇む一軒宿「観音温泉」。
温泉を掘ったときに、地中から観音様の像が現れたことからこの名が付けられました。

この感触はめったにない!
pH9.5、超軟水の美肌の湯

画像観音温泉の3本の源泉はあわせて毎分500ℓ。

pH9.5〜9.6、硬度0.7mg/ℓ、アルカリ性のなめらかな超軟水です。
この湯に入ると、手の先から足の指までにゅるんにゅるんの感触に包まれます。

肌と肌をこすりあわせると、独特な肌触りを体感することができるのは、アルカリ性の温泉の特徴。皮脂とアルカリイオンが結合して石鹸のような物質をつくることで、つるつるしたり、ぬるぬるしたりしますが、こちらの温泉は本当にぬるぬる感が強くて、びっくりします。

石鹸のように「落とす」だけではなく、たっぷりのミネラル分が潤いも与えてくれるので、入った後は、スベスベのお肌に。まるで、全身を美容液風呂に浸しているような、贅沢なひとときが味わえます。

最近では、「飲む温泉」としても知名度が上がってきていて、首都圏でも目にする機会が増えてきました。

源泉を口に含むと、丸くて、まろやかな味
ボトリングされた「飲む温泉 観音温泉」は宅配でも届けてくれるので、自宅で飲料水として、あるいはお米を炊いたり、コーヒーを淹れたり、さまざまに使うことができます。東日本大震災後、水を取り寄せ、備蓄している人も増えましたが、私の近所でも、観音温泉の空きダンボールをよく見かけました。

敷地内には、宿の創業当時からある「産土(うぶすな)亭」をはじめ、「本館」、「正運館」、平成16(2004)年オープンの部屋付き露天風呂のある「ピグマリオン」など、いくつか建物が点在していますが、誰もが気軽にお湯を楽しめるようにと作られたのが、平成22(2010)年オープンの日帰り入浴施設「観音プリンシプル」。

画像大きな総檜のお風呂は、内風呂と露天風呂があり、奥下田の緑豊かな景色をたっぷりと満喫できる、見晴らしのよいところに作られています。

もちろん、源泉かけ流し
日帰りであっても、この湯の恩恵をしっかりと全身で受けとめて帰ることができます。

日帰り温泉に使われている3号源泉のpHは9.6、温度は42.6℃。脱衣所には、ベビーベッドも置いてありますが、熱すぎず、優しい温度なので、お子さんもママと一緒にゆっくり入ることができますよ。

日帰り入浴の利用料金は、平日が大人1,300円、休前日と休日が1,500円。
会員料金は平日大人1,000円、休前日・休日1,200円とお得になります。

画像また、ぜひ行ってみたい穴場の場所が、「産土亭」のお風呂です。
「産土亭」は観音温泉が5室でスタートした創業当時からあった建物で、温泉は流線型のひょうたん形。眺望はない内湯ですが、独特の存在感を放っています。

宿の人によると、「『他のお風呂よりもぬるぬるする感触が強い』とおっしゃる常連の方も多いんですよ」とのこと。もちろん、源泉かけ流し。

産土亭のお風呂は、宿泊客のみ利用可能です。泊まりに行く人は、ぜひ利用してみてくださいね。

観音温泉

静岡県下田市横川1092‐1
●全55室(ピグマリオン18室、本館一般客室12室、本館特別室・観音の間2室、本館特別室観月の間2室、正運館6室、産土亭15室)
●1泊2食 10,650円〜(一人宿泊は+2,000円)
●IN15時/ OUT 10時
●日帰り入浴 可(平日1,300円、休前日・休日1,500円、11時〜19時30分)

※掲載情報は変更になる場合もございます。
ご予約の際には、必ず内容をご確認ください。

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