温泉ライター 野添ちかこのお湯の数だけ抱きしめて

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RSS 【第68回】「温泉療養保健制度」でお得にお湯旅!(大分県・竹田市)

<<   作成日時 : 2012/03/30 17:30   >>

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画像温泉に公的保険は適用できないのか――?
各地でこんな議論が聞かれて久しいですが、日本では、ドイツなどのように、温泉療養で宿泊するのに、社会保険が適用されるのは難しいのが現状です。

そんな中、昨年4月から、大分県竹田市で、基礎自治体独自の「温泉療養保健制度」の実証実験がスタートしています。

1泊500円をキャッシュバック!
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この制度は、期間中に3泊以上、竹田市内の宿泊施設35軒に宿泊した人が対象で、事前に「温泉療養保健パスポート」を発行してもらい、該当施設でスタンプを押せば、後日、1泊につき500円(14泊が上限)が指定口座にキャッシュバックされる仕組み。

宿泊施設のみならず、立ち寄りの入浴施設19軒も適用(1回につき200円、1宿泊につき2回まで)されるほか、ビジネスホテルや民宿など温泉のない施設でも、宿泊日数の半数以上立ち寄り入浴施設を利用すれば、保健適用の対象となるので、地域全体の観光需要底上げにつながります。

画像スタート当初は、連続した3泊以上が対象だったものを、第2フェーズ(2011年8〜11月)には期間内3泊以上としてハードルを下げるなど、旅行者のニーズに合わせて仕組みを変化させ、第1フェーズ(2011年4〜7月)ではパスポートの発行部数149冊(申請者130名)から、第2フェーズには同441冊(同283名<12月1日現在>)と利用者も徐々に増加傾向にあります。

この制度の旗振りをするのは、2009年に大分県議から竹田市長になった首藤勝次市長。これまでも長湯温泉とドイツとの交流によって温泉地再生を主導してきた地域づくりのリーダー。観光カリスマ(国土交通省選定)としても有名な方です。

画像ところで、竹田市には、しゅわしゅわの炭酸泉で有名な長湯温泉、七里田温泉、白濁の硫黄泉が人気の赤川温泉、高原の風が心地よい久住温泉をはじめ、竹田温泉、白丹温泉、萩温泉の7つの温泉があり、ウォーキングやトレッキング、乗馬や城下町散策など、長期滞在に適した魅力もいっぱい。

低カロリーでおいしいご当地D級グルメや、リバーサイドウォーキング、町歩き散策など、長期滞在に適した旬の食事・運動メニューを提案していきます。

さらに、「入湯税を原資として使えるよう、条件整備をしたい」(首藤勝次市長)というのが、今後の展望だそうです。

画像「温泉療養保健システム」を学びに、各地の行政視察も増えているそうですが、竹田市の取り組みが国民保養温泉地、療養に力を入れる温泉地に普及していけば、各地で療養保健を使った、お得なお湯旅が実現する日も近いかもしれません。

※掲載情報は変更になる場合もございます。
ご予約の際には、必ず内容をご確認ください。

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