温泉ライター 野添ちかこのお湯の数だけ抱きしめて

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RSS 【第37回】体の芯からぽっかぽか 天然蒸し風呂3選

<<   作成日時 : 2010/12/13 09:32   >>

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あるとテンションが上がるもの。それは、“天然の蒸し風呂”。
温泉熱を利用した天然ミストサウナは人工の電気サウナとは段違いの心地よさです。
温泉よりも長く入っていられるし、入ったあとは気分爽快!
今回は、希少価値の高い“天然蒸し風呂”のある宿・共同浴場をセレクトしてみました。呼吸器系にもいいですし、女性の美容にも効果てきめんです。

@旅館あづまや(和歌山県・湯の峰温泉)
かつて、熊野に詣でる者が禊をする湯垢場(ゆごりば)だった湯の峰温泉は、硫黄の香りに包まれたのどかな温泉場。「旅館あづまや」は江戸後期創業の老舗宿です。

画像高野槇と檜で作られた湯殿はほかではあまり見たことのない造りで、温泉をつかった蒸し風呂は檜で造られています。

医者だった先代が昭和30年代以降に作ったこの蒸し風呂、90℃を超える高温の温泉が敷き板の下を通され、入ると心地よい蒸気に包まれます。体の中にぐんぐんと温泉熱が浸透していくので、顔からも全身からもどっと汗が噴き出して、デトックス効果満点です。

朝食に出てくる「温泉粥」は温泉に含まれる塩分だけで味付けされたやさしい味。体の中と外から健康になれる宿です。

旅館あづまや

和歌山県田辺市本宮町湯の峰122
●全22室(内湯付き客室4室)
●1泊2食16,150円〜(一人宿泊可、+3,000円)
●IN 13時/OUT 10時
●日帰り入浴 可(700円、13〜15時)
●泉質 含硫黄−ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉(pH7.6)

A辰巳館(群馬県・上牧温泉)画像
「源泉蒸し風呂」があるのは、名物「はにわ風呂」の右奥。

1961(昭和36)年、山下清画伯が逗留し、完成させたタイル壁画が浴室一面に飾られた「はにわ風呂」は、昭和レトロな雰囲気で、ほっと和める空間です。その温かい雰囲気をさらに温めてくれるのが、この「源泉蒸し風呂」。

檜の木で設えられた蒸し風呂は2000(平成12)年の完成。
辰巳館の源泉は40℃程度と高温ではないので、それを60℃まで温めて、すのこの下を通しています。しっとり系のやわらかな源泉の蒸気が全身をくまなく包み、深い呼吸をすれば、鼻づまりなどもすっと通って楽になります。

風呂は8時・20時で入れ替わる男女入替制で、「源泉蒸し風呂」は20時30分〜8時は男性、14〜20時と翌朝8時30分〜10時は女性の入浴時間になります。

朝食では源泉で野菜を蒸した「源泉せいろ蒸し」がいただけます。
蒸し風呂のある宿は、料理にも源泉を活用していることが多いみたいです。

辰巳館

群馬県利根郡みなかみ町上牧2052
●全41室
●1泊2食12,750円〜(1人宿泊可13,800円〜)
●IN 14時/OUT 10時
●日帰り入浴 可(1,000円、14〜20時、要事前予約)
●泉質 ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物泉(pH7.9)

B渋大湯(長野県・渋温泉)画像
3つ目は、渋温泉9番湯の「渋大湯」に併設した蒸し風呂。共同浴場の蒸し風呂はかなり珍しいです。

蒸し風呂があるのは、脱衣所の横。源泉は男湯の脱衣所のすぐ下から湧いていますが、その約60℃の源泉を引きこんだ蒸し風呂は、体の芯からホクホクにしてくれます。

入るともわっとした蒸気でいっぱい。カメラでの撮影はできないので、ビジュアルで伝えられないのが辛いところですが、気持ちのいい汗がかけて、お肌つるつる。日帰り入浴もできますので、近くに寄ったらお試しあれ。

画像渋大湯

●宿泊者無料(6〜22時)
●日帰り入浴可(500円、10〜16時)
●泉質 ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物泉(pH4.5)

※掲載情報は変更になる場合もございます。
ご予約の際には、必ず内容をご確認ください。

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