温泉ライター 野添ちかこのお湯の数だけ抱きしめて

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RSS 【第36回】冬に嬉しい しっとり系美肌の湯3選

<<   作成日時 : 2010/11/26 17:55   >>

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温泉が恋しい季節がやってきました。
でも、「入り過ぎたら肌がカサカサになってしまった……」なんて経験はありませんか? 
乾燥しがちなこれからの季節には、油分をとり過ぎず、お肌を潤してくれるしっとり系の温泉を選びましょう。

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@渋温泉(長野県)
9つの外湯を巡れば、願いが叶うといわれる渋温泉
石畳の温泉街は温泉情緒があふれています。

渋温泉には約40本もの源泉がありますが、浴槽部分では無色透明だったり、灰色だったり、茶色だったり……と温泉の色も異なります。肌触りはとてもまろやか。しっとりとした化粧水いらずの湯です。

宿は35軒ありますが、循環や沸かしを一切していないので、どの宿を選んでも温泉にハズレなし!宿泊客は鍵を借りて、外湯に無料で入れます。

画像外湯の泉質は「ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物泉」。構成成分はほぼ同じですが、浴槽のお湯にはそれぞれ個性があります。泉質名だけでは計れないのが、温泉の妙ですね。

一番湯「初湯」は灰色がかったお湯で、浴槽のふちが赤く変色している風情のある外湯です。こちらはpH4.5の弱酸性。

六番湯「目洗いの湯」は、pH7.6の弱アルカリ性。別名“美人の湯”ともいわれています。
無色透明の湯に白い消しゴムのかすのような湯花が散っていて、つるつる&しっとりがダブルで味わえます。

九番湯「渋大湯」はpH4.5。こちらは茶褐色のにごり湯。木でできた浴槽は、ぬる湯とあつ湯の2つに分かれていますが、そのままだとちょっと熱め。水を入れたり、湯もみをしたりして適温にします。鉄分が多いため、体の中からぽかぽかになりますよ。

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A四万温泉(群馬県)
四万川沿いに湧出する四万温泉は源泉数が43本。宿によって、単純温泉や塩化物泉などいくつかの異なる泉質を持つ温泉ですが、共同浴場「御夢想の湯」は無色透明、pH8.9の「カルシウム・ナトリウム―硫酸塩泉」。しっとりと吸いつくような肌触りです。

画像ここは、「四万の病を癒す霊泉を授けよう」との神託によって湧き出た四万温泉由来の湯で、石をくりぬいた浴槽はコンパクトサイズの落ち着ける空間。

人がいなければラッキー!
手足を伸ばして自分だけのくつろぎタイムが過ごせます。「御夢想の湯」も含めて、四万温泉には無料(寸志)で入れる共同浴場が全部で4カ所あります。

また、四万温泉は胃腸の働きを良くする“飲める温泉”としても有名。温泉街に点在する飲泉所めぐりも楽しいですよ。

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B大湯温泉(秋田県)
800年の歴史ある大湯温泉は、大湯川沿いに小さな温泉宿が点在するのどかな温泉場。
お風呂のない家も多く、4つの共同浴場は住民の憩いの場でもあります。

画像「荒瀬共同浴場」(入湯料:150円)は、敷き詰められたコンクリートの板の隙間、浴槽の真下から新鮮な温泉が湧いています。

“かなり熱め”という前評判でやってきましたが、地元のおばちゃんが「おらでも熱いから水を入れてもいい」と言ってくれたので入ることができました。

温泉分析表には53.8℃と記載されていますが、浴槽部分では46〜47℃くらいでしょうか。水を入れてもまだ熱く、ビリビリとしびれます。それでも何度か入っているうちに体が熱いお湯に馴染んできました。

沸かし湯では決して味わうことができない、体の芯からシャキッとする高温の温泉は、寒い季節にもってこい。

塩分はほとんど感じませんが、泉質はpH7.8の「ナトリウム―塩化物泉」。さらりとした感触ながら湯上り後はしっとり。宿泊したホテルまで10分弱のサイクリング後も湯冷めしない保温力の高いお湯でした。

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