温泉ライター 野添ちかこのお湯の数だけ抱きしめて

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RSS 【第35回】新緑!紅葉!氷柱の絶景露天風呂〜風景館(長野県・山田温泉)

<<   作成日時 : 2010/11/15 22:46   >>

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「高山」というと、岐阜県の飛騨高山を思い起こす人が多いかもしれませんが、長野県にも高山という地名があるのをご存じでしょうか。長野県の北東部に位置する高山村は、長野・善光寺からは約20キロメートル、小布施や須坂も近く、松川渓谷沿いに五色温泉や松川渓谷温泉、七味温泉など8つのいで湯が湧き、「信州高山温泉郷」として知られています。

2010年9月27日には、NPO法人「日本で最も美しい村連合」から、国内36番目の「最も美しい村」として認定を受けました。りんごやワインぶどう畑が広がり、春にはしだれ桜が咲き、夏〜秋には松川渓谷の新緑や紅葉が美しい、のどかな山里です。

8つのいで湯のうちの一つ、山田温泉は開湯210年。
共同浴場「大湯」を中心に6つの小さな宿があります。多くは松川渓谷に面していて絶景自慢の宿揃いですが、ことに「風景館」のお風呂からの眺めはピカイチです。

画像チェックインと同時に予約を入れて、朝一番で貸し切りの「天空の小鳥風呂」に行ってみました。深い渓谷を望むお風呂は開放感があって気持ちがいい!源泉温度は67 .5℃と少々高めなので、水で埋めてから入浴しました。

まあるいヒノキの浴槽は1階部分、四角い浴槽は2階部分にあり、自然浴をしながらの入浴ができます。宿泊者はいずれか好きな方を30分だけ無料予約が可能。写真は10月19日の早朝。まだ紅葉が始まったばかりではありましたが、幻想的な湯浴みが楽しめました。松川渓谷の紅葉は、モミジやカエデ、アカシア、山ブドウなど。例年、10月中旬が見頃ですが、今年は少し遅く、10月下旬〜11月初旬にきれいな紅葉が楽しめたようです。

松川渓谷を眺めて入る絶景露天
これからのシーズンは氷柱!


その昔、「岩の上に腰を下ろした仙人が、松川渓谷のあまりの美しさに見惚れて、時が経つのを忘れてしまった…」という伝説が残る「仙人露天岩風呂」は一枚岩をくりぬいて作った名物の絶景岩風呂。石の階段を約150段ほど下りて行った先にあって、男女別の時間制になっています。
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                   ↑仙人露天岩風呂

こちらは、“芽吹き紅葉”といわれる4月下旬〜5月の春の新緑と、10月下旬の紅葉が見頃です。これからの冬のシーズンは「絶景の樹氷と雪景色」。約150段を下りていくのは寒いし、滑りやすいし、大変だと思うのですが、「冬でも入りたいと言われるお客様が多いので、開放しています。ストックと長靴を履いて下まで行くお客様も多いですよ」と女将の関谷理英さん(45歳)。

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                   ↑冬の仙人露天岩風呂

山田温泉の泉質は含硫黄―ナトリウム・カルシウム―塩化物泉。風景館では加水、加温、循環、消毒なしのかけ流しで使っています。無色透明ですが、なめると塩分が入っているのでしょっぱく、若干の苦みもあり、見た目にも硫黄の湯の花が舞う風情のあるお湯です。

風景館

長野県上高井郡高山村山田温泉
●全35室
●1泊2食13,800円〜(一人宿泊可15,900円〜、一泊朝食付き11,070円)
●IN 15時/OUT 10時
●日帰り入浴 可(500円、11時〜15時、大浴場、仙人露天岩風呂のみ、湯払い清掃のため入浴不可日あり)

※掲載情報は変更になる場合もございます。
ご予約の際には、必ず内容をご確認ください。

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